歴史を知る

清澄寺
第十七番 清澄寺
日蓮宗
奉安・十一面観世音
住所・千葉県鴨川市清澄322-1
電話・04-7094-0525
URL・http://www.seichoji.com/
ふきはらう 月きよすみの 松風に はまよりおきに たつはしらなみ

日蓮聖人が悟りを開いた大寺

海抜383メートルの清澄山に建つ山岳寺である清澄寺。創建は宝亀2年(771)、不思議法師が虚空蔵菩薩を刻んでこの地に安置。のちに慈覚大師が12の僧坊と25の祠堂を建て、房総第一の天台宗の大寺となりました。
江戸時代の初めに真言宗の僧・頼勢法印が再興し、真言宗智山派の寺に。徳川家康の帰依を得て、10万石の格式がある本山格の寺になりました。

日蓮宗の開祖である日蓮聖人が入山したのは鎌倉時代の天福元年(1233)、12才のとき。ここで修行に励んだ聖人は、さらに諸国で各宗の奥義を学んだ後、帰山。建長5年(1253)、32歳のときに清澄山旭が森で立教開宗の第一声をあげ、日蓮宗の布教活動を始めたとされています。一方で清澄寺は明治初期の廃仏毀釈の影響もあって衰退。昭和24年に真言宗から日蓮宗に改宗し、宗祖日蓮聖人出家得度・立教開宗の霊場、日蓮宗大本山清澄寺となりました。

清澄寺

高さ47メートルの千年杉に迎えられ

大本山の名の通り、本堂、祖師堂、客殿、信育道場、庫裏、妙見宮など、大規模な伽藍を擁している清澄寺。参道も賑わいを見せ、その規模は安房国札三十四ヵ所観音霊場のなかでも随一を誇っています。
観音堂は仁王門を入ってすぐ左手に。本尊は蓮の水瓶を手にした十一面観世音で、行基の作であるといわれています。

境内には大きな杉の木が林立し、なかでも仁王門を入って正面にある老大杉は「千年杉」といわれる国指定の天然記念物。根周りの太さが約18メートル、高さが47メートルの日本最大級で、その勢いはいまもなお見る者を圧倒します。
千年超の歴史を持つ山岳寺にふさわしい景観を堪能できるでしょう。

千年杉

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